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JR四国電話案内センター 0570-00-4592 8:00~19:00 年中無休 通話料がかかります

安全基本方針

1経営理念と行動指針

「鉄道事業者にとって、安全の確保は事業運営の根幹であり、すべてに優先する最重要課題である」との基本認識に基づき、1987年4月の会社発足時に『経営理念』と『行動指針』を定めました。

経営理念

JR四国は、四国における基幹的公共輸送機関としての役割を担っていることを認識し、安全・正確・快適な輸送を提供するとともに心のこもったサービスに努め、お客様に喜んで利用していただける企業を目指します。

また、会社の持つ人的・物的能力を最大限に発揮し、四国に根ざした会社として自立・発展を期するとともに、広く四国の経済・文化の向上に寄与することに努めます。

行動指針
  1. 安全・正確・快適な輸送の提供に努めます。
  2. お客様に感謝し、真心のこもったサービスの提供に努めます。
  3. 未来に挑戦する活力ある職場づくりに努めます。
  4. 幅広く叡智を結集し会社の自立・発展に努めます。

2安全綱領

2005年度に安全に係る行動規範である『安全綱領』の見直しを行い、この安全綱領を点呼等で繰り返し唱和することにより、安全意識の向上に努めています。

安全綱領
  1. 安全は輸送業務の最大の使命である。
  2. 安全の確保は、規程の遵守及び執務の厳正から始まり不断の修練によって築きあげられる。
  3. 確認の励行と連絡の徹底は、安全の確保に最も大切である。
  4. 安全の確保のためには、職責をこえて一致協力しなければならない。
  5. 疑わしいときは、手落ちなく考えて、最も安全と認められるみちを採らなければならない。

3安全推進運動

JR四国における安全推進運動については、従来より年度毎の安全推進計画を策定し、安全のPDCAサイクルを活かした事故防止対策やヒヤリハット運動及びリスクアセスメントの推進等により、「事故を芽のうちに摘みながら安全文化を根付かせていく取り組み」によって、事故等の予兆段階でいち早くリスクをキャッチし、その対策を立て実施することで事故等の防止を図り、その後の風化防止対策や更なる改善策を継続して実施しています。

2000年度から、「基本動作の確実な定着化」「良質な緊張感の持続」「攻めの安全を目指した職場風土づくり」を安全推進の3本柱とする、「SS(Safety&Stability)運動」引き続き「SSⅡ運動」、「NewSS運動」を展開し、従業員一人ひとりの安全に対する意識の高揚を図り、その深度化に努めてきました。その結果、基本動作の定着化等一定の成果を得ることができたものの、更なる安全確保のためには、安全を最優先とする「安全文化の定着化」が必要不可欠であり、そのためには中期的な展望を持って安全推進運動等により安全性向上に取り組むことが必須であることから、2012年度に会社発足後初めてとなる「中期安全推進計画」を策定し取り組むとともに、2017年度及び2020年度において、再度、計画の見直しを行い、更なる安全性の向上に取り組みました。

2023年度は、5年を期限として新たに制定した「中期安全推進計画」(2020年度~2024年度)の4年目として、安全の確保は鉄道事業者が絶対に守るべき事業運営の根幹であり、全てに優先する最重要課題であるとの認識のもと、安全・安定輸送に向けた様々な施策を継続して実施し、更なる安全確保に向け取り組んできました。また、2017年度より推進してきた「中期安全推進計画」の行動基準である「安全文化6つの基本」をベ-スとした教育を推進し、「安全文化を根付かせる」とともに数値目標を設定し取り組むことで、事故・災害等から「人の命を守る」という主目標の必達に向け全従業員が一丸となり取り組みました。

【中期安全推進計画イメ-ジ図】
(2020年度~2024年度)

中期安全推進計画イメ-ジ図

【安全推進計画ポスター】

安全推進計画ポスター